
無自覚なストレスが原因で精神疾患になった経験があるヒロです。

充実した毎日を過ごしているけど、病気になった時に原因がストレスと言われる事が多い。
どうやら無意識にストレスをためているみたい...。
自覚がないから原因や対処法が分からない。
こんな問題を解決します。
人が無自覚で感じているストレスにこそ、注意が必要です。
気づかないうちに溜め込んでしまったストレスは、心身の病気を発症する原因になることも...。
そこで今回は、あなたが今ストレスを感じているか確認するための「ストレス・チェックリスト」と、手軽にできる「ストレスの解消法」を解説していきます。
本記事を読めば、無自覚なストレスの危険性を理解し、暗い未来をさけるために行動する事ができます。
記事の内容
・無自覚なストレスの解消は必要:解説
・あなたは今ストレスを感じてる?:チェックリスト
・手軽にできるストレス解消法5選
目次
無自覚なストレスの解消は必要

ストレスの多くは、自覚なしで感じているもの。
普通に生活しているつもりが、仕事や人間関係など、様々な要因で気づかぬ内にストレスをため込む事があります。
この無自覚で溜めてしまうストレスには、特に注意が必要です。
ストレスが原因で病気になることも
ストレスが原因で発症する可能性がある病気は沢山あります。
・胃潰瘍
・胃がん
・十二指腸潰瘍
・過敏性腸症候群(腹痛、吐き気、慢性的な下痢、けいれん性便秘など)
・虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞など)
・自律神経失調症(めまい、動悸、のぼせ、肩こりなど)
・心身症
・神経症
・うつ病
ストレスを放っておくことで、こんなに沢山の病気のリスクがあるんです。
こう見ると、精神面やストレスに弱い胃腸系に問題を起こす可能性が高いという特徴がありますね。
ストレスに強い人と弱い人がいる
皆さんの中には、ストレスに強い人と弱い人がいます。
特徴は下記の通りです。
<ストレスに強い人の特徴>
・思い通りにならなくても「まあいいか」と考えられる
・嫌なことがあってもくよくよせず、すぐに切り替えられる
・何でも自分に都合良く解釈するポジティブな性格
・困った時はすぐに人に頼れる
・熱中できる趣味を持っている
<ストレスに弱い人の特徴>
・まじめで、几帳面な性格
・1度言った意見は譲らない頑固さを持つ
・自分の意見を言わずに人に合わせがち
・人に頼らず悩みを溜め込んでしまう
・すぐに他人の失敗を責めてしまう
こんな感じですね。
ストレスに弱い人に当てはまる方は、特に意識してのストレスへの対策が必要です。
悪いストレスの対策をしよう
ストレスにも良し悪しがあります。
良いストレスというのは、何かを達成させる原動力になったり、何かを頑張るための刺激になるもの。
目の前の課題をクリアすることで成長できたり、充実感や達成感、満足感を得られるもののことですね。
仕事で目標を立てて、緊張感を持って取り組む事などは、この良いストレスの状態と言えます。
反対に、悪いストレスというのは、嫌だと思うことを無理に続けて、どんどん追いつめられて苦しくなってしまうものです。
結果的に、体調を崩したり落ち込んでしまい、心身に悪影響を与えてしまいます。
無自覚のストレスというのは、この悪いストレスに分類されているものがほとんど。
つまり、悪いストレスに対処する事が大切になります。
あなたは今ストレスを感じてる?:ストレスチェックリスト

ここでは、実際にあなたの今のストレス状況を、チェックリストで確認できます。
✔︎ストレスチェックリスト
下記のチェックリストを確認して、あなたの今のストレス度を確認しましょう。
- イライラしたり、精神的に不安定になる
- 漠然とした不安感、気分が落ち込む、憂鬱になる
- 注意力、集中力の低下、無気力になる
- 新しいチャレンジに消極的になる
- 偏頭痛、腹痛、胃もたれ、便秘、下痢の症状がある
- 肩こり、腰痛がある
- 動悸、めまいが頻繁にする
- 手が震える事がある
- 生理不順
- 倦怠感、疲れやすい、疲れがとれない
- 寝つきが悪い、寝覚めが悪い、夜中に目を覚ます、朝起きることができないなどの睡眠障害
- 食欲がわかなかったり、食べすぎてしまう事がある
- すぐにぼーっとしてしまう
- 記憶があいまいになる
- 笑う回数が減った
- ネットニュースなどをだらだらと見続けてしまう
- 仕事や学業で遅刻や早退が増える
- ギャンブルやお酒に走りがち
- 言動が乱暴になる
- 喋り方など色んな行動が早くなる
- 仕事でミスが多くなる
- 外出が面倒になり、家にひきこもりがちになる
いかがでしょうか。
当てはまるものが0〜2程度ですと、現状はストレスを強く感じている状態ではないと言えます。
しかし、3個以上からは、あなたは日常的にストレスを通常よりも強く感じている可能性があります。
ストレスの影響が心身に出はじめている可能性がありますので、ストレス解消に向けて、行動する事をおすすめします。
手軽にできるストレス解消法5選

僕も実践している、手軽にできるおすすめのストレス解消法は下記の通りです。
① 軽い運動
② 映画を見る
③ 音楽をきく
④ 湯船につかる
⑤ 文字で書き出す
早速、順番に解説していきます。
その①:軽い運動
適度な運動は、ストレスを解消するのに効果的です。
短い時間でも集中して運動することによって、気分転換ができ、精神を安定させてくれます。
また、ストレスがたまると睡眠の質が低下することも多いですが、運動は睡眠の質を改善することにもつながるのです。
ストレス解消と運動については、下記の記事もご活用ください。
関連記事ストレス解消に運動が良い4つの理由【おすすめの運動3選】
その②:映画を見る
映画をみて、感情を開放するのも効果ありです。
特に「感動で泣くこと」は精神面の安定に効果があるとされていて、「涙活」なんて言葉もあるぐらいです。
好きな映画を見て、思いっきり笑ったり、泣いたりして、嫌なことを吹き飛ばしましょう。
映画とストレス解消については、下記の記事もご活用ください。
関連記事ストレス発散には映画を見よう!【効果とおすすめの映画5選】
その③:音楽をきく
音楽を聴くこともおすすめです。
音楽には、不調の原因になる交感神経の高ぶりを抑える働きがあり、イライラを解消してくれます。
特にクラシックや歌詞がない自然音がおすすめとされていますが、個人的には好きな曲を聴くのが1番効果がありました。
普段聞かない曲を無理やり聞いたら、それは逆にストレスの原因になりますからね...。
ストレス解消と音楽については、下記の記事もご活用ください。
関連記事ストレス解消には音楽を聴こう【3つの効果とおすすめの音楽】
その④:湯船につかる
忙しいからと言って、毎日お風呂をシャワーだけで済ませていませんか?
たまには湯船にゆっくりつかる事も必要です。
湯船につかるだけで、疲労回復はもちろん、自律神経のバランスを整え、体と心の緊張をほぐしてくれます。
効果的な入り方は、39℃ぐらいのお湯に20分程度つかること。
音楽を聴きながらや、入浴剤などもうまく使うと、よりリラックス効果が得られますよ。
その⑤:文字で書き出す
モヤモヤしている事を紙に書き出してみましょう。
そうする事で、ストレスを外に吐き出す事ができますし、客観的に見る事ができて、ストレスの原因や、それをさけるための方法が明確化できます。
いちいち文章で書く必要はなく、箇条書きで構いません。

1日の終わりに箇条書きの簡単な日記を書く習慣をつくると、その日のモヤモヤをため込まずに整理する事ができるのでおすすめです。
無意識に感じているストレスこそケアが必要

人はただ生活をしているだけで無意識にストレスをためがちです。
自分が気づいているストレス原因(ストレッサー)は、行動を起こせば改善できるもの。
しかし、ストレスは限界を迎えてはじめて気づく事が多いです。
無自覚でストレスを溜めすぎて心身が限界を迎える前に、今の自分を見返し、少しでも異変を感じたら早めに対処していきましょう。
良いストレスと悪いストレスを履き違えないように注意することも大切です。