
グルテンフリー歴4年、現在も小麦断ち継続中のヒロです。

・小麦粉を断てばアトピーがよくなるのは本当?
・小麦粉の代わりになるものはあるの?
こんな疑問を解決します。
日常的に摂取している小麦粉が、アトピーの原因の可能性があります。
小麦にはデメリットがあり、それがアトピーを悪化させる要因になるのです。
気にせず食べ続けていたら、アトピー改善からどんどん遠ざかる可能性も...。
そこで今回は、小麦粉がアトピー悪化につながる理由や、解決策を詳しく解説していきます。
本記事を読めば、小麦粉の注意点を理解し、アトピー改善に近づく事ができます。
記事の内容
・アトピーが小麦粉で悪化する?:解説
・解決策:グルテンフリーの食生活
・小麦粉の代わりになるもの3選
目次
アトピーが小麦粉で悪化する?:解説

結論から言うと、小麦粉に含まれる「グルテン」を摂取することが、アトピー悪化につながる可能性があります。
グルテンとは?
「グルテン」とは、タンパク質の一種で、小麦やライ麦、大麦などの穀物の胚乳にふくまれる成分。
主にうどんやパスタのコシ、パンの膨らみはグルテンの働きによるものです。
グルテン過敏症の危険性
近年、特に日本人で「グルテン過敏症(不耐症)」の方が増えています。
グルテン過敏症(不耐症)は、グルテンの中に含まれるグリアジンという主要成分に過敏に反応して身体に症状が現れるもの。
現れる症状の中には、かゆみや炎症など、アトピーと関係のあるものがあります。
現代人は、何らかの方法で毎食小麦を食べているもの。
・麺類
・パン
・醤油や味噌などの調味料
・コンビニ弁当
・お菓子類
・揚げ物
少し考えるだけでも、小麦を含んでいる食品は沢山ありますね。
食の欧米化に伴い、小麦を摂取する事が増え、グルテンが原因のグルテン過敏症や小麦アレルギーが増え続けているのです。
砂糖や添加物を取りすぎる
前述した小麦を含む食品には、もれなく砂糖や食品添加物が沢山入っています。
揚げ物には、余計な油もたっぷりですね。
これらは、かゆみを引き起こす原因になり、アトピー悪化につながる要素です。
イライラの原因にもなる
イライラが溜まると、ダメだと分かっていても感情に歯止めが効かなくなることがあります。
アトピーの場合、かきむしってしまう事もそうですね。
このイライラの原因が、小麦(グルテン)にあるとも言われています。
アトピー悪化と精神的ストレスには、密接な関係があります。
アトピーとストレスについては、下記の記事もご活用ください。
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アトピーを治すためにはストレス解消が必要【※経験談あり】
続きを見る
解決策:グルテンフリーの食生活

小麦に含まれるグルテンが、アトピー悪化につながる可能性がある事は、ご理解いただけたと思います。
では、現代の食生活に深く関わっている小麦粉や、小麦を取り除く事にはどうすればいいのか。
僕の経験上、グルテンフリーを取り入れた事で解決できました。
グルテンフリーとは?
簡単に言えば、小麦やライ麦、大麦に含まれるグルテンを完全に取り除いた食生活のことです。
グルテンフリーの効果
グルテンフリーは主に下記の症状を改善する効果があります。
・肌荒れ
・アトピー、アレルギー症状
・気怠さ
・疲れやすい
・頭痛、めまい
・集中できない
・イライラ
・肩こり
・ダイエット
などなど、かなり幅広く豊富な効果が確認されています。
グルテンフリーをはじめる方法
まず、2〜3週間だけ「グルテンフリー」を試してみて、自分の体の変化を見る事が良いでしょう。
具体的には、
① 2~3週間小麦粉製品の摂取を完全に止める
② その後再び摂取を開始する
③ 体調の変化を確認
この流れですね。
③の段階で、グルテンフリーにより体調が改善した後、再度小麦を食べて何らかの不調が出た場合は、その後も継続してグルテンフリー生活を続ける事をおすすめします。
小麦断ちするなら読むべき本
アトピー改善のために、小麦断ちや食生活の改善を考えている場合は、「ジョコビッチの生まれ変わる食事」を読んでおくべきです。
グルテンフリーについてはもちろん、食生活の重要性について詳しく記述されています。
この1冊で、あなたの食事に対する見方が変わる事になるでしょう。
小麦粉の代わりになるもの3選

小麦粉の役割を代用できて、なおかつ簡単に手に入るものは、下記の3つになります。
・米粉
・そば粉
・大豆粉
1つずつ解説していきます。
その①:米粉
1番有名なのが、米粉です。
例えば、
・揚げ物
・餃子の皮
・パスタ
・ラーメン
・パン
などなど、小麦粉を使用していた多くの料理を作る事が可能です。
小麦粉を使う時より、よりもっちりとして、お腹持ちがよくなるのが特徴ですね。
最近ではスーパーなどで簡単に手に入るようになりましたが、ネットでのまとめ買いがお得です。
その②:そば粉
そば粉も、小麦粉の代用品として利用できます。
特にそば粉を使ったガレットが有名ですね。
他にも、麺類にも使えますし、そば粉もグルテンフリーには欠かせないものなんです。
そば粉は、料理に使った際にそばの香りが残るので、苦手な方は注意が必要です。
その③:大豆粉
大豆粉も、米粉と同じように多くの料理で小麦粉の代用品になります。
大豆粉の特徴としては、大豆に含まれる栄養素も摂取できるところですね。
大豆には、タンパク質をはじめ、脂質、糖質、ビタミンB1、ビタミンE、葉酸、カリウム、マグネシウム、カルシウム、リン、鉄、亜鉛、銅など多くの栄養素が含まれています。
もちろん過剰摂取には注意が必要なので、米粉やそば粉とうまくバランスをとって使っていく事をおすすめします。
アトピー改善のためにグルテンフリーを試してみよう:まとめ

なかなか治らないアトピーの原因は、小麦粉にあるかもしれません。
アトピー改善のためには、食生活の改善は大切。
まずは、2〜3週間ほどグルテンフリーを試してみましょう。