
お肉が大好きなヒロです。

アトピーは肉を食べてはいけないと聞いたけど本当?
肉の種類によって良い悪いもあるのかな...。
こんな疑問を解決します。
僕の経験上、アトピーが肉を食べるのは完全にNGではありませんが、悪化の危険性もあるので注意が必要です。
「好きだから」とか「元気がでるから」などの理由で食べ過ぎてしまうと、一気にアトピーが悪化する原因にもなりかねません。
そこで今回は、「肉でアトピーが悪化すると言われる理由」や、「肉を食べる際に気をつけるポイント」を解説していきます。
本記事を読めば、肉の注意点を学び、リスクをとらない食べ方が分かります。
記事の内容
・アトピーは肉を食べると悪化する?:解説
・アトピーが肉を食べる時の3つのポイント
目次
アトピーは肉を食べると悪化する?

結論から言うと、アレルギー症状がない場合に肉を食べるのはNGではありませんが、食べ過ぎはアトピー悪化の原因になる可能性があります。
肌の乾燥をまねきアトピー悪化につながる
肉に含まれる動物性の脂肪を多く取る事で、肌の乾燥をまねき、アトピー悪化につながる可能性があるそうです。
また、動物性タンパク質は消化に悪く、過剰に摂取することで腸内環境を悪化させ、結果的にアトピーの悪化につながる可能性がある事も分かっています。
このような理由から、「アトピーは肉を食べてはいけない」とされているわけです。
タンパク質不足にも注意が必要
肉はタンパク質を豊富に含む食べ物です。
肉を完全に除去してしまうと、肌の改善に必要なタンパク質が不足し、アトピー悪化につながる可能性もあるとのこと。
また、肉にはタンパク質以外にも、必須アミノ酸のほか、健康に欠かせないさまざまな栄養素が含まれています。
このことから、肉はアトピー改善の助けになる要素もあると言えます。
バランス良く取り入れよう
僕の経験上、アトピーの症状が酷い場合は、無理に肉を摂取する必要はないと思います。
タンパク質は、大豆など他のものからも摂取できるので、肉から取らなければいけないわけでもないですからね...。
一方で、アレルギーや食べた後にすぐかゆみなどの症状が見られない場合は、無理に除去する必要もないと考えています。

無理な我慢は心にストレスを溜める原因にもなります。
大事なのは食べ過ぎない事。
野菜や魚なども含めて、バランス良く肉も食べる事ができていれば、アトピー改善の助けになってくれる可能性もあります。
アトピーが肉を食べる時の3つのポイント

僕の経験上、アトピーが肉を食べる際のポイントは、下記の4つになります。
① 自然に近いものを食べる
② 脂が少ないものを選ぶ
③ 焼く・揚げる → 蒸す
早速、順番に解説していきます。
その①:自然に近いものを食べる
出来るだけ、自然に近い状態の新鮮なお肉を食べるようにしましょう。
加工された食肉には、添加物や保存料が多く入っている可能性があり、それらはアトピー悪化をまねく原因になります。
既に味付けされて「フライパンで焼くだけ!」と表記されているものではなく、保存料も使われていない調理前のお肉を買って、自分で調理するようにすべきです。
その②:脂が少ないものを選ぶ
アトピーの場合、出来るだけ脂が少ないものを選ぶことも大切です。
牛や豚よりも鶏を選ぶ。
鶏肉でも、ササミなど脂が少ないものを選ぶ。
このように、肉の種類や部位を選ぶことによって、同じ肉を食べる事でもリスクをさける事ができます。
その③:焼く・揚げる → 蒸す
油を使う「焼く・揚げる」といった調理法はさけて、蒸して食べるようにしましょう。
そうする事で、余分な油を使わずに、必要な栄養素をきちんと摂取する事ができます。

僕の経験上、牛肉は厳しかったですが、豚肉や鶏肉などは蒸し料理でも十分に対応できました。
「シリコンスチーマー」を常備しておくと、レンジで簡単に蒸し料理ができるのでおすすめです。
肉を食べるなら過食をさけてバランスを意識しよう

アレルギーがあったり、食べた後アトピー悪化などの症状がない場合は、肉を意図的に完全になくす必要はないと思います。
ただし、過食はNG。
また、アトピーの症状がひどい場合も、刺激となりやすい肉類はさけた方がリスク回避につながる可能性があります。
肉を食べる際は、バランスを意識して調理法や種類などを考え、脂を取りすぎないようにしましょう。
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