
アトピー歴10年、毎日アトピーを改善する食事に気をつかっているヒロです。

今までなんともなかったのに、大人になってからアトピーになった。
大人になってから発症したアトピーを改善するためには、何を食べればいいの?
どんな食べ物をさけた方がいいの?
こんな疑問を解決します。
最近では、社会から受けるストレスの増加や食生活の変化などの理由により、大人になってからアトピー性皮膚炎になる人が多くなっています。
大人アトピーは、意識しないで自然に治すのは難しいです。
「見た目が気になる」「症状をはやく治したい」といった理由から、ステロイドをはじめとする薬での治療にいきがちですが、大きな間違いです。
最初に薬を使ってしまうと、体は薬を使えばいいと思ってしまい、アトピーの根本解決にはなりません。
ちなみに僕はステロイドの副作用に苦しみました。
そこで今回は、目先の結果の為に行動して失敗する人を増やさない為に、「アトピーを根本解決するために重要な食事」について解説します。
本記事を読めば、大人のアトピー改善に必要な食事のポイントが分かります。
記事の内容
・大人アトピー を治すための食事改善方法
・アトピーに良い食べもの、悪い食べもの
・自分で料理をすることが重要
・アトピー改善の為におすすめの本
大人アトピーを治すための食事

大人アトピーを改善するためには、積極的に食べるべきものと、避けるべきものがハッキリ分かれます。
痒みを引き起こす「ヒスタミン」を徹底的にさける
まず必要になるのが、痒みを引き起こす成分である「ヒスタミン」を多く含むものを避ける事です。
ヒスタミンを多く含むものを避けることで、かゆみの改善にもなり、アトピー特有の厄介な改善→悪化の悪循環を止める事にもつながります。
特にアトピーの症状がひどい時は、良いものを食べるより、悪いもの(ヒスタミンを含むものなど)をさける方を優先的に心がけるべき。
いくら良いものを食べても、体の中に悪い要素があっては、意味がないですからね。
アトピーに良い食べ物や悪い食べ物は、この後解説します。
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アトピーを治す食事改善方法:5つのポイント

実際の経験から分かった、アトピーを改善するための食事のポイントは下記の通りです。
- アトピーに悪い食べものを知る
- アトピーに良い食べ物を知る
- 自分の体が弱い食べものを知る
- 自炊を取り入れる
- 飲み物は水のみにする
早速、1つずつ解説していきます。
その①:アトピーに悪い食べものを知る
まず、アトピーに悪い食べ物を知っておきましょう。
ざっくり言えば、「ヒスタミン」を多く含むものが避ける対象です。
・白砂糖 ・チョコレート ・コーヒー(カフェイン) ・ほうれん草 ・トマト ・山芋 ・里芋 ・ピーナッツ類 ・ポテトチップなどの油っぽい菓子類 ・食塩 ・肉の脂身 ・ラーメン ・マヨネーズ ・トレッシング類 ・ファストフード類
僕の経験上、これらは完全にさけるべきですね。
正直、アトピーに悪いものとしては、これはほんの1部です。
ヒスタミン以外で判断するには、精製された調味料(白砂糖や食塩など)や、油を多く含むもの、味付けがこいものは基本的に避けるという認識を持つ事が大切です。
特に注意が必要なのは、白砂糖などの精製された調味料ですね。
白砂糖は、かなり多くの食品や飲み物に含まれているので積極的に避けましょう。
原材料名を見たときに、食塩や砂糖と記載がある場合は、白い精製されているものと判断できます。
その②:アトピーに良い食べものを知る
続いて、アトピーに良い食べ物を知っておきましょう。
アトピーの良いとされている食べものは、ビタミンB、C、核酸が多く含まれているものや、発酵食品などです。
・納豆 ・ヨーグルト(砂糖なし) ・みそ ・レンコン ・シジミ ・わかめ ・ひじき ・豚肉 ・青魚 ・大豆 ・玄米(米) ・まいたけ ・しめじ ・小松菜 ・ニラ ・ネギ ・シーチキン(水煮) ・卵 ・昆布 ・キャベツ
他にもありますが、例をあげるとこんな感じです。
注意するものとしては、玄米とヨーグルトですね。
玄米は、かむ回数をしっかり取らないと胃を傷つけてしまい、逆効果になってしまいますし、ヨーグルトにしてもお腹を下しやすくなりやすいものでもあります。
もしお腹の状態が悪いなと感じた場合は、「アトピーにいいから」と言う理由で食べ続けることはせずに、食べるのは控えてOKです。
実際にそれがストレスになってしまうのが一番NGですから。
僕はヨーグルトと玄米は食べていませんでしたが、アトピーを改善できてますので、ご安心ください。
その③:自分の体が弱い食べものを排除する
一般的な良い食べ物、悪い食べ物とは別に、自分の体が弱い食べ物にも注意が必要です。
アトピーに良いものと悪いものはもちろん参考にできますが、同時に自分の体について知る事が必要です。
まずは、アレルギー検査(IgE検査)を行い、様々な食材に対する自分のアレルギーを確認するべきです。
これによって、自分の体に悪いものがはっきりします。
検査で分かった体に悪いものを完全に除去しましょう。
その後、一般的にアトピーに良いものを取り入れ、悪いものをさければOKです。
一般的にはアトピーに良いものに、自分はアレルギーを持っている可能性がある点だけ注意が必要です。
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その④:食べるものを自分でつくる
アトピーは自炊すべきです。
アトピーに悪いものを見てみると、基本的にコンビニなどで売られているお弁当などはNG。
お手軽に買えると言う点では最高ですが、アトピーに対しては悪影響があるものばかりです。
自分でつくれば、原材料も全て把握できる
自分でつくったものが1番安心です。
自炊すれば、調味料や材料は全て自分で管理できるので、悪影響があるものを全て取り除けます。
スーパーや宅配などで、食材を購入して自宅で調理をする癖をつけましょう。
自分でつくる作業は最初は大変ですが、それがアトピー改善につながるので、少しづつでも習慣付けてください。
「焼く・揚げる」ではなく「蒸す」が最善策
特に野菜は、フライパンで「焼く・揚げる」ではなく、「蒸す」が効果的です。
油の摂取も控えられますし、食材の栄養を効果的に摂取できます。
調理法としても、最近ではシリコン調理器などが販売されているので、食材を切って、蒸し器に入れて、レンジに投入。
これだけOKです。
その⑤:水分補給は水だけにする
飲んで良いものは水だけ。これを心がけましょう。
ちなみに炭酸水(砂糖なし)でもOKです。
スーパーやコンビニで売られている清涼飲料水は絶対に避けてください。
砂糖や添加物が多く、アトピーの大敵です。
飲み物はお水で統一する事で、アトピーにも体にも良い影響が生まれます。
アトピーと飲み物については、下記の記事もご活用ください。
関連記事アトピーに効く飲み物は〇〇!【正しい水分補給のポイントを解説】
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水道水の塩素も排除する
水の中でも水道水は避けて、ウォーターサーバや市販されているミネラルウォーターをお勧めします。
水道水には塩素が多く含まれていて、アトピー悪化を招きます。
塩素に関しては、下の記事で詳しく解説しておりますので、ご確認ください。
関連記事【アトピー改善に必須】お風呂や生活から塩素を除去する方法
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大人アトピー改善の為におすすめの本3選

僕は食事改善のために本を20冊以上読みましたが、その中でも効果的だった本は3冊ありました。
今後の考え方や、対策などの基盤になってくれる知識が盛り沢山なので、是非チェックしてみてください。
1冊目:ジョコビッチの生まれ変わる食事
「グルテンフリー」を世に広めたことで有名な本ですね。
世界的に有名なプロテニスプレイヤー「ノバク・ジョコビッチ選手」の体験等を下に、食事についての考え方や改善方が詳しくあります。
僕は今でもこの本を参考にした食事をしています。
2冊目:油を絶てばアトピーはここまで治る
アトピーの食事改善方法として、油を断つ事の重要性や効果について解説されています。
方法も詳しく解説されているので、すぐに生活に取り入れることが可能。
アトピーと油はかなり関係が深いので、アトピー改善のためには読んでおきたい1冊です。
3冊目:「食事」を正せば、病気、不調知らずのからだになれる
自分が持つ自然治癒力を引き立たせる、健康を導く食事について学べる本。
いまの食生活を見直すことができます。
食べ物だけでなく、食べ方についても詳しく解説されているので、食生活改善のために目を通しておくことをオススメします。
大人アトピーを改善するにはアトピーを知ること:まとめ

大人アトピーを改善するのに、食事を改善することは必要です。
アトピーに良い食べものと悪い食べものを理解して、自分の体についても知ることで、アトピーを改善する食事の取り方について道筋がたてられます。
外食が必要になった時も、アトピーに悪いものを知っていれば、避けることもできますね。
アトピー改善には自分の改善する気持ちも重要になってくるので、ストレスはためないように、少しづつでも良いので、改善にむけて進んでいきましょう。
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