
どうしてアトピーになるの?
アトピーにならない為の対策は?
こんな疑問にお答えします。
この記事を書いている私は
アトピー歴10年以上。
ひとり暮らしを始めてから
アトピー 性皮膚炎の診断を受け、ステロイドを勧めるだけの医者に絶望。薬に頼らず生活習慣改善を勉強し実施する事により改善できました。
現在も規則正しい生活を続け、再発はありません。
何故アトピーになってしまうのか。
現在では日本人の約3人に1人が皮膚が弱いとも言われています。
つまり、それだけ皮膚にアレルギーの影響を受けやすく アトピーにもかかりやすいという事を、まず自覚する事が重要です。
その上で、アトピーの原因や、対策について知り
実践する事で、健康にも優しい生活を送れるようにしましょう。
それでは、前置きはこのくらいにして、早速お話ししていきます。
アトピー性皮膚炎の4つの原因と対策
アトピーの原因として挙げられるものを、今回大きく分けて4つに分類してみました。
その4つの要素についてみていきましょう。
遺伝
アトピーというのは、「アトピー素因」という遺伝を持っている人にのみ発症するとされています。
つまり、家族歴が重要になっていて、親族の誰かがアレルギーを持っていたり、アトピーであった場合は遺伝的に自分も皮膚が弱い体質と考えて良いでしょう。
日本人の3分の1が皮膚が弱いという事は、それだけアトピー素因という遺伝を持っている人が多いという事は容易に想像できます。
対策
アトピー性皮膚炎は遺伝するという事を念頭に置いて
食事や生活習慣に注意して生活する事が大切です。
勿論アトピー素因をもっているからと言って100%アトピーになるわけではありません。
しかし、自分の子孫にも、アトピー 素因は遺伝して行く可能性もあるので、知識として知り、対策をする事は必要になります。
環境的要素
実はアトピーは、明治や大正時代にはなかったとされているんです。
それが近年急増した理由は、排ガスなどによる環境汚染や食生活の多様化などによる生活習慣の激変です。
現代の食事には多くの食品添加物が使用されていて、それを日常的に摂取して行くことにより、体内に溜まって行く。
良いことなんて勿論ありません。
コンビニやファストフードでお弁当などの食品を手軽に購入できるようになったのは素晴らしい事ですが、こういったリスクがある事をいつも注意しなければならない時代ですね。
また、衣服(特に肌着)や化粧品、寝具や洗剤などの直接肌に触れるものの素材にも注意が必要です。
対策
環境については、悪いものを自分からできるだけ遠ざける事が必要です。
できるだけ自然溢れる所に住む事も解決策になります。
食品も添加物であふれているものでなく、自分で素材を購入し自炊する事は有効です。
衣服など肌に触れるものも、綿やシルクなど肌に優しいものにするように注意しましょう。
精神面
アトピーにおいて、精神面の影響は非常に大きいです。
日常の中でストレスを受け、心がダメージを受けてしまい、そのダメージが弱い肌に出てしまうのです。
特に近年では、若い人が、進学、就職、転職、失恋、人間関係でストレスを感じやすく、アトピーになる事が多いそうです。
心にダメージを受けると、人は家や自室に閉じこもりやすくなります。
これがまた悪影響を及ぼし、ストレスをためる一方になり、アトピー発症、悪化とつながることになります。
対策
環境面の対策と似ているところもありますが、ストレスの原因をできるだけ遠ざける事が重要です。
また、自分の考え方なども改善していき、できるだけ家族や友人とコミュニケーションをとることも有効です。
私は実際にアトピーになった当初は引きこもりがちでしたが、生活習慣改善の1つとして、外での軽い運動を取り入れたり、家族に協力をしてもらいコミュニケーションをとる事をして、自分の心を安定させました。
仕事など、中々すぐ切り離せないものもあると思います。
アトピーが思い切って環境を変える機会なのかもしれないなど、できるだけポジティブに考えて、実際に今の現状に心も体も悲鳴をあげている事をきちんと自覚し、前に進む事が大切です。
アトピーへのメンタル面の影響については、アトピーを自分で改善する【メンタル面の影響】もご確認ください。
食事やカビ,ホコリの摂取・吸引
食事に関しては先ほど環境の項目でお話した通り、食生活の多様化により添加物を多く摂取するようになってしまったり、食物アレルギーなどが原因となります。
そして、カビやホコリの吸引も、アトピーには影響を及ぼします。
ハウスダストアレルギーなんかも、近年増えていますよね。
対策
食事面では、やはりできるだけ自然のものを購入し、自分で調理する事が第一歩になります。
食品添加物の摂取をできる限り排除しましょう。
カビやホコリに関しては、衣服や自分がいる環境(自宅や職場など)を清潔に保つ事が重要です。
また、寝る時は布団よりベッドにするなど、床から高い位置にすることも有効になります。
アトピーの食事での改善策は、アトピーを自分で改善する【食生活で改善】もご確認ください。
まとめ
日本人の皮膚は非常に弱いです。
その為、誰しもアトピーになる可能性を含んでいます。
遺伝、環境的要素、精神面、食事やカビ、ホコリの摂取・吸引
この4つの原因についてきちんち知り、対策をして行く事で
アトピーを遠ざけていきましょう。
特に、現代では精神面は非常に重要です。
心が健康でなければ、皮膚も元気になりませんので
楽しく、難しく考え過ぎずにいきましょう。