
アトピー歴10年、毎日8時間しっかり寝ているヒロです。

・アトピーを治すために睡眠が大切だと分かっていても、なかなか眠れない。
・かゆくて眠れない時はどうすれば良いの?
こんな疑問を解決します。
「アトピーで眠れない」という経験がある方は、多いのではないでしょうか。
この睡眠不足は、正しい対策をする事で、改善する事ができます。
眠れないことを意識しすぎると、より不眠に陥り、アトピー悪化に繋がる可能性も...。
そこで今回は、アトピーで眠れない原因と対策を解説していきます。
本記事を読めば、眠れない原因を理解し、眠れない事で悩むのをやめるきっかけになります。
記事の内容
・アトピーで眠れない!:3つの原因
・「アトピーで眠れない!」を解決する4つの方法
・眠れない時におすすめの睡眠導入グッズ3選
アトピーで眠れない!:3つの原因

アトピーで眠れない主な原因は、下記の通りです。
・精神的ストレス
・激しいかゆみ
・薬の副作用
1つずつ解説していきます。
原因①:精神的ストレス
精神的ストレスは、不眠の大きな原因です。
人は、日常的に仕事や人間関係などでストレスを抱えがちなもの。
特にアトピーの場合は、治りが遅いことや、周りの目を気にするあまり、心により大きな負担をかけています。
心理的ストレスは交感神経を活発化し、副交感神経を抑制することで睡眠を妨害します。
アトピーとストレスの関係については、下記の記事もご活用ください。
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アトピーを治すためにはストレス解消が必要【※経験談あり】
続きを見る
原因②:激しいかゆみ
アトピーによる激しいかゆみは、睡眠を妨害します。
これは、アトピーで眠れない理由として自覚している方も多いのではないでしょうか。
また、かゆみが酷いと「寝ている時に無意識にかいて、悪化するかも」という恐怖心から、余計眠りから遠ざかってしまうのです。

僕もそうでしたが、寝ている時にかいて悪化した経験があると、余計恐怖心が増しますよね...。
これを改善するには、かゆみをなくすしかありません。
この点については、後ほどお話しますね。
原因③:薬の副作用
眠れない原因として、薬の副作用が関係している場合もあります。
特にアトピーの場合、かゆみを抑えるために、抗ヒスタミン薬を飲んでいる方が多いと思います。
有名どころだと、アレグラなどですね。
この抗ヒスタミン薬には、眠気を引き起こす副作用があり、日中服用すると、夜は全く眠くない状態になる事があります。
抗ヒスタミン薬は、かゆみを抑えてくれるありがたい薬ですが、注意点があるのも確かです。
「アトピーで眠れない!」を解決する4つの方法

アトピーが原因で眠れない時の解決策は、下記の通りです。
・お風呂上がりのケア
・かゆかったら冷やす
・生活習慣を見直す
・好きなことをする
順番に解説していきます。
その①:お風呂でのケア
お風呂でのケアを間違っていると、かゆみなどの原因になりやすいです。
アトピーがお風呂で注意するポイントとしては、
・塩素除去しているか
・クールダウン
・徹底的な保湿
こんな感じ。
保湿は皆さん気をつけているとは思いますが、お風呂上がりの乾燥対策として必須ですね。
クールダウンですが、お風呂から上がる時に、手首と足首を冷水で10秒ずつぐらい軽く冷やすことがおすすめ。
こうする事で、火照った体を適度に冷ましてくれるので、熱が原因のかゆみを減らせます。

僕も実際にやっていますが、これをするとしないとでは、お風呂上がり後のかゆみは全然違います。
また、塩素除去も患部に刺激を与えないために必要なポイント。
塩素除去については、下記の記事で方法を解説しておりますので、ご活用ください。
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【アトピー改善に必須】お風呂や生活から塩素を除去する方法
続きを見る
その②:かゆかったら冷やす
かゆみが酷い場合は、徹底的に冷やしましょう。
保冷剤やアイスノンなどを、キッチンペーパーなどで巻いて、患部に優しくあてます。
タオルだと刺激を与える可能性があるので、僕の経験上はキッチンペーパーが1番問題なかったです。

特にかゆみが酷い場合は、保湿剤を足すより、冷やすことが先決です!
その③:生活習慣を見直す
かゆいという事は、布団に入るまでの生活の中で、原因になることをしている証拠。
アトピーの原因、そしてかゆみの原因を徹底的になくす事が必要です。
・食事
・衣服
・化粧品
・ストレス面
こういった事に問題がないか、もう1度見直してみましょう。
アトピー改善のための、生活習慣改善については、下記の記事をご活用ください。
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アトピーを治すために生活を改善する8つのポイント【続けることが大切です】
続きを見る
その④:好きなことをする
アトピーで眠れない時は、眠れない事を受け入れましょう。
無理に寝ようとすること自体が、心に負担をかけて、睡眠やアトピーに逆効果です。
「今は眠くないんだな」と割り切って、好きなことをしてみましょう。
・動画やテレビを見る
・映画やドラマを見る
・軽く運動する
・ゲームをする
こんな風に、眠れない時間を楽しむぐらいの気持ちで。
「ブルーライトは睡眠に良くないんじゃない?」と思われるかもしれませんが、前述の通り、アトピーの不眠の原因は「かゆみ」と「精神面」が大きい要因。
ブルーライトを気にするより、先に精神面の問題をクリアする事が必要なのです。
結果、好きなことをしているうちに、自然と眠くなったら寝れば、この段階ではOK。

好きなことに集中する事で、かゆみが気にならなくなるなんて事もあるから不思議です。
眠れないことを難しく考えすぎない事が大切ですね。
生活習慣の改善などを継続していけば、自然と寝れるように戻りますよ。
眠れない時におすすめの睡眠導入グッズ3選

実際に使ってみて分かった、眠れない時におすすめの睡眠導入グッズは下記の通りです。
早速、解説していきます。
①:Anker Soundcore Wakey
スピーカー・目覚まし時計・充電器が1台にまとまっている優れもの。
上部には、Qi対応のワイヤレス急速充電器が搭載されていて、スマホなどを上に置くだけで充電可能。(背面のUSBポートで有線での充電も可能。)

夜はスマホを充電しつつ、好きな音楽をかけながら眠り、朝はアラームで起こしてくれるので、寝室にはこれ1台でOKです!
②:無重力まくら The Cubes
NASA開発の衝撃吸収・低反発「メモリーフォーム」を採用。
まさに、重力を感じないほど優しく包み込む枕です。

恐ろしいほどに頭にフィットする枕で、これを使ったら他の枕に戻れません...。
③:LUMENA コードレス加湿器
快適な睡眠には、快適な環境が必要です。
LUMENAのコードレス加湿器は、シンプル&コンパクトでスタイリッシュにもかかわらず、パワフルな加湿力を誇ります。

お手入れも簡単で、どこでも持ち運び可能なのも選ばれる理由ですね。
眠れない時は考えすぎずにできる対策をとる

アトピーで眠れない時は、「眠れないこと」について考えすぎるのはNG。
精神的ストレスを感じ、余計意識してしまうので、眠りから遠ざかるきっかけになります。
眠れない時は、深く考えすぎずに、今できる対策をとりましょう。