
砂糖は毎日決められた量だけ摂取しているヒロです。

・砂糖がアトピーを悪化させるって本当?
・アトピーでも使って良い砂糖はあるの?
・果糖も気にした方が良い?
こんな疑問を解決します。
砂糖の取りすぎは、アトピー悪化につながります。
毎日甘いものを食べすぎていると、睡眠の質を下げたり、精神的状態を悪化させている可能性もあるのです。
そこで今回は、「砂糖でアトピーが悪化する理由」や「糖分を摂取する時の注意点」を解説していきます。
本記事を読めば、砂糖のデメリットを理解し、今から食生活の改善をする事ができます。
記事の内容
・砂糖でアトピーが悪化する4つの理由
・砂糖・果糖の摂取の仕方:ポイント解説
・アトピー改善にハチミツを摂取する習慣のすすめ
目次
砂糖でアトピーが悪化する4つの理由

砂糖がアトピーを悪化させると言われている理由は、下記の通りです。
・かゆみの原因になる
・食欲が増加する
・睡眠の質の低下
・精神状態の悪化
順番に解説していきます。
理由①:かゆみの原因になる
砂糖には、かゆみを起こす因子が含まれており、摂取しすぎる事でかゆみの原因になります。
また、砂糖が体内で消費される際に、糖はコラーゲンと結合します。
それにより、砂糖の摂取量が多くなると、コラーゲンの機能に悪影響を与え、皮膚疾患のリスクが高まる事もわかっています。
理由②:食欲が増加する
砂糖を大量に摂取すると、脳が「お腹がいっぱい」な状態を感じ取りづらくなります。
砂糖を取りすぎると、食欲を抑制する働きがある「レプチン」というホルモンに対する体の反応が鈍くなる事も。
それによって、「食べるのをやめろ」というメッセージを脳が受け取らなくなるので、体重増にもつながります。
また、糖分を取りすぎると、血糖値が上がり、さらに糖分を多く含む食べ物を欲してしまうんです。

甘い物が止まらなくなるのは、これが原因ですね....。
この状態になると、食事制限をしていても、脳がそれを後回しにして食べてしまう事もあります。
結果的に、糖分の取りすぎで体のバランスを崩し、肌に悪影響を及ぼします。
理由③:睡眠の質が低下する
砂糖は、睡眠の質が低下する事も分かっています。
砂糖を大量に摂取すると、質の良い睡眠を維持するためのメラトニンの分泌を遅らせてしまいます。
さらに、睡眠不足になると、体がより多くの砂糖を必要としてしまうのです。
睡眠不足は血糖バランスに異常を生じさせ、それが原因となってさらに多くの砂糖を欲してしまうと言う事です。(引用元:delish)
理由④:精神状態の悪化
砂糖の大量摂取は、気分の落ち込み、不安症、その他の精神疾患のリスクを高める可能性があります。
「砂糖と精神状態に何の関係が?」と思われる方もいるでしょうが、これは研究でも明らかになっています。
(※参照:ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)の研究レポート)
もちろん、必ずしも砂糖を取ると、精神疾患になるわけではありませんが、注意は必要。
そして、精神状態の悪化はアトピー悪化の原因になるので、予防が大切です。
アトピーの砂糖・果糖の摂取の仕方:ポイント解説

ここでは、アトピー改善のための、砂糖や果糖の摂取の仕方について、解説していきます。
白砂糖よりは黒砂糖
正直、アトピーの場合でも「この砂糖でないと使ってはいけない」と言う種類はないようです。
主な、砂糖の種類は下記の通り。
・黒砂糖
・和三盆
・三温糖
・白砂糖(グラニュー糖)
市販の食品に入っている砂糖は、白砂糖の場合が多いです。
この中で強いて言えば、糖分以外の栄養素を含んでいる分、黒砂糖や和三盆、三温糖の方が良いかな、と言うぐらい。
砂糖の成分の違いは、
・黒砂糖:ミネラルなどのショ糖の成分が15%ほどある
・三温糖:ミネラル分を0.25%ほど含む
・白砂糖:ミネラル分はほとんど含まなし。白砂糖のうち、グラニュー糖が最もショ糖の純度が高く、99.9%以上がショ糖
こんな感じで、普段感じていたほど、大きな差はありませんでした。
ただ、ミネラルなどの成分がある分、白砂糖よりは、意識的に白別の砂糖を選ぶ方が良さそうです。
果糖は砂糖の代わりになる?
糖分を摂取するには、砂糖だけでなく、果糖で取る方法もあります。
果糖は基本的に果物に含まれています。
しかし、現在では、お菓子や清涼飲料水などの甘味の強い加工食品の多くに、「果糖ブドウ糖液糖」が甘味料として使われています。
果糖ブドウ糖液糖とは?
コーンスターチ等から作られていて、果糖(フルクトース)とブドウ糖(グルコース)を主成分とする異性化糖です。
工業的に安定して生産でき、価格が安いので、米国で多くの食品に広く用いられています。
この果糖ブドウ糖液糖には注意が必要で、必要以上に糖分が多いです。
基本的に、お菓子などの原材料名にある「果糖」とは、この「果糖ブドウ糖液糖」であると考えて、避けることをおすすめします。
砂糖でも果糖でも食べ過ぎはNG
結局のところ、どの砂糖でも、果糖でも、食べ過ぎはNG。
糖分は生きていく上で必要ですが、前述したように、取りすぎは体へ悪影響を及ぼします。
ちなみに、果糖の1日の摂取目安量は下記の通り。
・みかん:2個
・りんご:1/2個
・もも:1個
・バナナ:1本
・なし:1/2個
・キウイフルーツ:1個
これで十分。
いかに、いつも自分たちが糖分を取りすぎていたかが分かりますよね。
アトピー改善にハチミツを摂取する習慣のすすめ

僕の経験上、糖分の摂取は、「朝起きたら、スプーン2杯分のハチミツを舐める」事がおすすめです。

実際にアトピー症状がひどい時も、そして今でも続けている習慣ですが、結果的に僕はアトピーを治す事ができました。
肌にも体にも優しいハチミツ
種類によっても異なりますが、ハチミツの成分で多いのは、ブドウ糖と果糖で、次に水分です。
そこに、カルシウムや鉄など27種類のミネラルと、22種類のアミノ酸、80種類の酵素、ポリフェノールなど約150の栄養成分を含んでいて、控えめに言っても、栄養豊富なスーパーフードですね。
さらに、ビタミンも豊富で、特にビタミンB2 B6には細胞の再生を促す効果や、皮膚や粘膜を保護する作用もあるので、アトピーには必須の要素です。
加工品には注意が必要
ハチミツは、加工処理により、下記の通りに分類されます。
・純粋ハチミツ:ハチが作ったはちみつそのもの。
・精製ハチミツ:香りや色を取り除いたもの。栄養素は壊れており、甘味を加えるという役割しかない。
・加糖ハチミツ:未成熟のはちみつに加糖したもの。はちみつの含有量が60%以下を指します。
純粋ハチミツ以外の2つは、栄養素が大きく損なわれていますし、甘味も加工により多くされているので、アトピーにはNGです。
マヌカハニーで解決
ハチミツの中でもおすすめなのが、マヌカハニーです。
かなり有名で、聞いた事がある方は多いと思います。
世界的テニスプレイヤーのノバク・ジョコビッチ選手も毎日摂取していることを著書で明らかにしています。

実は、僕もジョコビッチ選手の著書を読んで、マヌカハニーを食べ始めました...笑
ジョコビッチ選手の著書は、食事に対する考えや、アレルギーとの関係などを深く解説しているので、アトピー改善に非常に役立ちます。
詳しくはぜひジョコビッチ選手の「生まれ変わる食事」をご覧ください。
少し話が脱線しましたが、マヌカハニーはハチミツの中でも抗菌作用が高いことでも有名です。
確かに、マヌカハニーを食べてから喉が痛くなる事もなく、風邪も引きづらくなりましたね。
1つだけ気になるのが、コスト面。
しかし、自分の健康、アトピー改善への投資と思えば、必要だと思いますし、僕自身、実際に摂取するようになって、1ミリも後悔はありませんでした。
アトピー改善に向けて、「糖分の取りすぎ」などの問題は、マヌカハニーで解決可能です。
アトピー改善のために砂糖の取りすぎに注意しよう:まとめ

砂糖や果糖の取りすぎは、アトピー悪化につながります。
摂取する砂糖は、白砂糖より、出来るだけ黒砂糖など加工されていないものを選ぶようにしましょう。
果糖の摂取方法としては、「マヌカハニー」がおすすめですので、ぜひご活用ください。