
毎晩納豆を食べているヒロです。

納豆がアトピーに良いのは本当?
たまに悪化するという話も聞くけどどうなんだろう…。
こんな疑問を解決します。
納豆はアトピー改善を助けてくれる食べ物と言えます。
しかし、正しい摂取量や食べ方を知らずに食べ過ぎてしまうと、アトピーを悪化させる原因になる可能性も...。
そこで今回は、アトピーに納豆が良い理由と注意点、おすすめの食べ方まで解説していきます。
本記事を読めば、納豆のメリットとデメリットを理解し、より効果的に納豆を食べる事ができます。
記事の内容
・アトピーに納豆が良い3つの理由
・納豆の食べ過ぎがアトピーを悪化させる?:解説
・納豆のおすすめの食べ方
目次
アトピーに納豆が良い3つの理由

納豆がアトピー改善に効果があると言われる理由は、下記の3つになります。
・アトピーに必要な栄養素が摂取できる
・アレルギー抑制作用がある
・腸内環境を整えてくれる
1つずつ解説していきます。
その①:アトピーに必要な栄養素が摂取できる
納豆には、消化によいタンパク質、アミノ酸、豊富なビタミンB群が含まれます。
これらは、アトピー改善においても重要な栄養素です。
この豊富な栄養素を納豆だけで摂取できる事は、食生活改善においてかなり助かるポイントですね。
その②:アレルギー抑制作用がある
納豆のネバネバに含まれる「レバン」には、アレルギー抑制作用があり、アトピー改善にも効果があります。
これは、アレルギー関連の特許情報からも確認できますね。
本有効成分の効能を食品に表示する場合は、例えば、花粉症、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、アレルギー性胃腸炎、アトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎、ジンマシン、薬物アレルギーなどに有効である旨の表示を付すことなどが可能である。
※引用:生命科学関連特許情報
本有効成分というのが「レバン」の事です。
特に納豆に含まれるレバンが良いそうなので、これだけでも納豆を食べる理由になりますね。
その③:腸内環境を整えてくれる
腸内環境はアトピー改善や肌を健康に保つ上で大切なポイントです。
納豆に含まれるナットウキナーゼには、強い抗菌作用があります。
このナットウキナーゼは、腸内まで届くと活性化し、善玉菌(乳酸菌・ビフィズス菌など)を増やす作用が。
逆に、腸内で悪玉菌が増えると肌のバランスは崩れてしまう原因に。
つまり、これを改善するには納豆は効果的という事です。
また、ナットウキナーゼは腸内に潜伏している病原菌などは排除するよう働くため、免疫力アップにも効果があるそうです。
納豆の食べ過ぎがアトピーを悪化させる?

前述の通り、納豆にはアトピー改善につながるメリットがたくさんあります。
一方で、納豆の食べ過ぎがアトピーの悪化につながることも分かっています。
セレンの過剰摂取になる
納豆に含まれる「セレン」の過剰摂取は、脱毛や下痢、疲労感、そしてアトピー悪化の原因になります。
セレンの1日の推奨量の目安は、18歳以上の男性で30μg、15歳以上の女性で25μgと設定されています。
納豆には1パック(50g)あたり約8μgのセレンが含まれており、納豆だけで換算すると約3〜4パックで推奨量に達します。

これだけ見ると、「意外とたくさん食べらるな」と思いがちですが、セレンを含んでいる食べ物は、納豆だけではありません。
セレンは、藻類、魚介類、肉類、卵黄に豊富に含まれていて、普通に食事をしていれば、不足する事はないのです。
ちなみに、セレンの食品100gあたりの含有量目安は、下記の通り。
食品 | セレン(μg/100g) |
納豆 | 16 |
食パン | 24 |
白米 | 1 |
木綿豆腐 | 4 |
卵 | 32 |
豚肉 | 23 |
鶏肉 | 22 |
こう見ると、普段の食生活でも既に摂取しすぎている可能性は高いですよね。
そこに納豆をさらに食べすぎたら、過剰摂取になるのは当たり前。
必ず問題が起きる訳ではないですが、注意してバランス良い食生活を心がける事は必要です。
納豆に即効性はない
納豆を沢山食べたからといって、明日すぐにアトピーが良くなる事はありません。
これは他の食べ物でも同じ事が言えますね。
「体に良い」と聞くと、そればかり食べる人が結構いますが、正直状況を悪くします。
大前提に、「バランス良く食事をする事」が大切なのを理解して、上手に取り入れる事が必要です。
納豆のおすすめの食べ方

納豆を食生活に取り入れる方法として、ポイントは下記の通りです。
・効果的な食べ合わせ
・ベストな時間帯は夜
・熱に弱いので注意
順番に解説していきます。
その①:効果的な食べ合わせ
納豆は食べ合わせによって、よりアトピーに効果的な食べ方ができます。
・生姜、梅干し、ニンニク、ネギ、玉ねぎなどを合わせて、ビタミンB1吸収率を上げる。
・発酵食品(キムチ、塩辛、豆板醤、塩麹など)と一緒に食べて、腸内環境を整えやすくする。
このように、効果的な食べ合わせを選びましょう。
その②:ベストな時間帯は夜
納豆は、食べる時間帯によっても期待できる効果が変わってきます。
アトピー改善をしたい場合は、夜が断然おすすめ。
夜食べると、タンパク質が寝ている時の成長ホルモンの材料となり、健康な肌を作るサポートをします。
また、血行促進の効果を期待するのであれば、血栓は朝方できやすいため、夜に食べるのがベストですね。

僕も毎晩納豆を食べていますが、朝食べるより匂いも気になりませんし、おすすめですね。
その③:熱に弱いので注意
納豆にも弱点が。
ナットウキナーゼは熱に弱く、水分が多い状態では高温(50℃以上)になると活性が急激に低下してしまうんです...。
そのため、考え方としては「納豆を調理する」のではなく、前述の通り「納豆に食材をプラス」する方がいいですね。
食べ過ぎに注意して納豆を食べよう:まとめ

納豆にはアトピー改善に必要な要素がたくさんあります。
ただし、食べ過ぎはアトピー悪化の原因にもなりかねないので、注意が必要。
バランス良い食事を心がけて、アトピー改善のため効果的に摂取しましょう。
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