

いつも仕事や人間関係のことで嫌なことばかり考えてしまうことがある。
充実した毎日を送れるようになりたい...。
どうすれば嫌なことを思い出すことをなくせるの?
こんな疑問を解決します。
過去にあった嫌なことばかりを考えてしまうのは、人生を不幸にします。
知らないうちにストレスが溜まっていき、仕事の生産性が下がったり、精神疾患などを引き起こす原因にも...。
そこで今回は、あなたが「嫌なことばかり考える理由」と「解決方法」を解説していきます。
本記事を読めば、自分の性格を見直し、仕事や人間関係に不満がある今を変える事ができます。
記事の内容
・嫌なことばかり考えてしまう理由
・嫌なことばかり考えるマインドを解決する6つの方法
目次
嫌なことばかり考えるのはなぜ?【損をしている理由】

嫌なことを考えてしまうのは、自分でも気ずかぬうちに、内側に溜め込みすぎてしまっている可能性があります。
あなたが、嫌なことばかり考えてしまう主な理由は、下記の通りです。
- 「どうしよう」と考えてしまう
- プライドが高く、小さなことも気になる
- 本音を伝えられず、イエスマンになる
- 人に頼ることが恥ずかしい
- プライドはあるのに自信がない
- 考えるけど、行動をしない
順番に解説していきます。
常に「どうしよう」と考えてしまう
いつも「どうしよう」と考えすぎていませんか?
「〇〇になったらどうしよう」「〇〇と思われていたらどうしよう」などなど、嫌なことを考えてしまう方は、ネガティブ方面に想像力がたくましいんです。
想像力を働かせて「この場合はどうしよう」とたくさんの事を考えはするけど、結局答えは出ないでうやむやになる。
そうなると、スッキリ感はなく、ずっと心の中にモヤモヤが溜め込まれるだけになります。
プライドが高く、小さなことが気になる
完璧主義で、ちょっとでもプライドを傷つけられたら、その傷がいつまでも残り続けることも、理由の1つです。
例えば、
・自分が誘った時は断ったのに、別の人の誘いには乗っていた。
・作った資料の間違いを、自分には何も言わずに訂正されていた。
・他の人には笑顔で挨拶するのに、自分には愛想がない。
・自分はすぐ返信するのに、相手からの返信が遅い。
とかですね。
どれもよく考えれば、理由は「忙しい」とか「自分を思いやってくれていた」とか簡単なことかもしれません。
完璧主義でプライドが高いと、些細なことでも自分の中で不必要に考えこんでしまい、プライドを刺激されたと思ってしまいます。
僕もそうだったんですが、これは結構厄介ですね。
本音を伝えられず、イエスマンになる
頼み事を断れない人も、嫌なことを考えすぎるメンタルになりがちです。
自分の考えがあるのに、相手の事を気にするあまりすぐに返答ができず、結果的に相手の考えを受け入れるだけになるのも心に負担をかけてしまいます。
相手にどう思われているかが、気になって仕方がないので、気を使いすぎてしまうんですよね。
気をつかうことは、決して悪いことではありませんが、「やりすぎ」は禁物。
相手にとって「良い人」で止まれば良いですが、「使い勝手がいい道具」になってしまっては、不幸のはじまりですからね。
人に頼るのが恥ずかしい
人に相談することをせずに、「自分で解決できる」と考える傾向があるのも、嫌なことを溜め込みやすい方の特徴です。
基本的にプライドは高いので、自分の弱みを他人に見せるのが恥ずかしいと感じてしまうんですよね。
こういった方は、普段から人の意見を聞かない性格の可能性が高く、ある程度のことは自分で解決できるスキルを持ち合わせています。
しかし、必ずくる「1人では処理できないこと」が起こった時に人を頼る事ができず失敗し、メンタルが大きな傷を追ってしまう危険性があります。
プライドがあるのに、自信がない
プライドは高いのに、自分に自信がない方も、嫌な事を考えやすいと言えます。
こういった方は、自分が「多くのコンプレックスを抱えている」と感じている場合が多いです。
コンプレックスの内容は、見た目や能力、生活環境など多岐にわたります。
一見フレンドリーに接していますが、会話が終わった後などに、自分のコンプレックスが相手にバレていないかがすごく気になり、いつまでも考えすぎてしまうんですよね。
考えるだけで、行動に移さない
考えることは多いのに、実際に行動に移すことができない方も、嫌なことを考えるマインドに向かいます。
問題を抱える → 解決策をたくさん考える → 行動せずにうやむや → 心にため込む
このパターンになるわけです。
特に、成功が保証されていない「挑戦」については、こうなりがち。
失敗することを恥ずかしいと思っていて、怖いのです。
考えることはできるのに、いざという時に自信のなさが出てしまう。
これは前述の「プライドが高い」ことも影響していますね。
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嫌なことばかり考えるマインドをなくす6つの方法

ここからは、嫌なことばかり考えるマインドを解決する方法を解説します。
僕が実践してわかった、実際に効果があった解決策は下記の通りです。
- 文字にして、頭を整理する
- 答えが出ないことを自覚する
- 行動して、考えを消化する
- 気分転換に運動をする
- 抱えこまずに、人に頼る
- 「よそはよそ、うちはうち」マインド
早速、見ていきましょう。
文字にして、頭を整理する
今の考えをノートに書き出してみましょう。
実際に文字にしてみることで、頭も整理でき、考えを客観的にみることもできます。
嫌なことだけでなく、今の考えを書けばOKです。
何を書けばいいか、どうしても迷ってしまうという方もいるかもしれませんが、
・疲れている
・眠い
・ハンバーグが食べたい
・本を読みたい
こんな他愛もないことでも良いんです。
また、1分などの時間を設けて、短時間で考える間もなく書くようにすると、自分で自覚できていなかった考えが出てきたりもします。
僕は実際に、気がついたら何日も続けて「旅行に行きたい」と書いていることに気づき、自分が外の世界を求めている事を自覚できました。
文字にすることは「仕事選び」でも効果的で、誰もが1度は考える「何をしたいのか」を、整理することもできますね。
答えがでないことを自覚する
嫌なことを考えすぎても答えは出ません。
これまでで、考えすぎて明確な答えが出たことはありますか?
考えることのゴールは答えですが、過去の嫌なことを考えすぎても、基本的に「ゴール」に行き着くことはありません。
つまり「最初からゴールがないと分かっている迷路」に迷い込むのと一緒で、ムダな時間なんです。
まずは、この事実をしっかり「自覚」しましょう。
考えすぎそうになったら、「結局答え出ないしな」と一度考えてみてください。
行動して、考えを消化する
考えるだけではなく、実際に行動してみましょう。
モヤモヤした嫌なことが溜まっていくのは、実際に行動せずに消化できていないのも理由の1つです。
「こうしたら解決するのでは?」と考えるだけでは何も解決しません。
例えば、
・仕事のモヤモヤ → 結果を出すために勉強する。転職する。
・人間関係の悩み → 人の話をちゃんと聞いてみる。本音を隠さない。
こんな感じですね。
行動という名の挑戦には、それまでの環境が変わるというリスクが伴う事があります。
しかし、行動しないと今のままですし、やってみないと分からないことの方が多いですよね。
今後も今の状態が続くことが、あなたの為になるのかを、もう1度考える時期かもしれません。
気分転換に、運動をする
運動することは、正しい睡眠をうながし、ストレス解消や気分転換に効果があります。
運動には、ネガティブな気分を発散させたり、こころと体をリラックスさせ、睡眠リズムを整える作用があります。
引用:厚生労働省「こころもメンテしよう」
集中して取り組むことで、余計なことを考えなくてすみますしね。
散歩やジョギングも立派な運動なので、まずはそこから取り入れてみましょう。
体を動かすことがどうしても苦手なら、他にも集中して取り組めることは沢山あります。
・本を読む
・映画を見る
・勉強する
などなど、自分にあった気分転換の方法を手に入れましょう。
ストレス解消については、他の関連記事もご活用ください。
抱えこまずに、人に頼る
困ったら、人に頼ってみましょう。
まず一度、プライドを置いておいて、効率の良さで考えてみてください。
例えば、あなたがプレゼン資料の作成に悩んでいたとします。
資料作成の経験がなく、初めての仕事で、どう取り組んで良いかもあやふやです。
周りには、プレゼンに慣れている先輩が沢山います。
この場合、自分の中だけで何日も考えて適当に資料をつくるより、答えを持っている人に聞いて疑問を解決してから資料をつくり出した方が、効率もクオリティも上がりますよね。
また、ストレス対策の面での人に話すことの目的は、解決策をもらうことではなく「自分の思いを吐き出すこと」というのも、理解しておくのが大切です。
つまり、答えを持っていない人でも、あなたが話すこと自体が大切になります。
それだけで、眠る為に目を瞑ったときに、嫌なことを考えることがかなり少なくなりますよ。
「よそはよそ、うちはうち」マインド
よそはよそ、うちはうち。
「他人は他人、あなたはあなた」です。
他人を羨ましがっても、意味がありません。
ちなみに、ここで言う「他人」には、あなたの家族も含まれます。
両親の意見だとしても、100%正しいわけではありませんからね。
他人に期待しすぎるのも良くありません。
もし自分の思い通りにならなかったら、それにストレスを抱えてしまう場合があるので、繊細な感性をもつあなたは特に注意が必要です。
おまけ:今を変える助けになる本
この本は、敏感で気にしすぎてしまう人を「繊細さん」と呼び、同じように「気にしすぎる事」の悩みを抱える方の、人間関係や仕事など、生き方を楽にする方法がわかります。
自分が「些細なことにも敏感で気になる性格だな」と少しでも考えた事がある方は、手に取るべき1冊です。
「今を変える」為には、まず自分を知る事が大切ですね。
嫌なことばかり考えるのは損なので、解決のために行動をおこそう

嫌なことばかり考えてしまうのは、人生でかなり損をしています。
考えすぎメンタルを解決する為には、考えを整理して、今のあなたを変える行動をする必要があります。
本記事で解説した解決策は下記の通り。
- 文字にして、頭を整理する
- 答えは出ないことを自覚する
- 行動して、考えを消化する
- 気分転換に運動をする
- 人に頼る選択をとる
- 「よそはよそ、うちはうち」マインド
気にしすぎないマインドを手に入れて、毎日を楽しく生きましょう。
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