
アトピー歴10年、豆乳が大好きなヒロです。
・豆乳は健康に良いイメージがあったけど、アトピー悪化の原因になるって本当?
・豆乳イソフラボンの化粧水はアトピーが使用しても良いの?
こんな疑問を解決します。
豆乳は、1部の方のアトピーやアレルギーを悪化させる危険性があります。
健康に良いというイメージだけで飲んでしまうと、原因が何かも分からないまま、アトピーが悪化する事態を招く可能性も。
そこで今回は、アトピーが豆乳に注意する理由や豆乳が持つ効果について解説していきます。
本記事を読めば、豆乳の注意点を理解し、あなたが豆乳を飲んで大丈夫なのかを判断する事が出来ます。
記事の内容
・アトピーは豆乳に注意が必要:理由を解説
・豆乳が持つアトピーを抑制する力について
アトピーは豆乳に注意が必要です

アトピーの方は、豆乳飲料には注意が必要。
実際に豆乳などの大豆飲料を口にしたところ、アトピーやアレルギー症状が悪化したという方もいます。
一旦、やめた豆乳を一度あげたら、アトピー悪化。たぶんこれが犯人。豆乳は除去に戻しまーす。
— 高野まよ@FX専業 (@lin122111) October 9, 2011
大豆はOKでも豆乳がNGな場合も
大豆を食べても問題がないのに、投入を飲むとアトピーやアレルギーが悪化する場合もあるようです。
実際に国民生活センターにも、豆乳でのアレルギー症状発症の相談が寄せられているようです。
豆乳等により、皮膚や粘膜のかゆみ、赤み、腫れ、じんましん、呼吸困難等のアレルギー症状を発症したという事例が寄せられています。アレルギーのような症状が出た場合は、直ちに摂取をやめ、医療機関で受診しましょう。
※引用:国民生活センターサイト
調整・無調整などの種類には関係なく、1部の方には症状がある事は事実。
つまり、「大豆アレルギーなし = 豆乳も大丈夫」とは言い切れません。
花粉症は豆乳にアレルギー反応を起こす?
カバノキ科(シラカンバ、ハンノキ等)の花粉症の人が、豆乳等を飲んだ際にアレルギーを発症する事があるとのこと。
理由としては、
大豆がカバノキ科の花粉と似たアレルゲンタンパクを含んでいるためです。
大豆食品で反応が出ないのは、大豆中のアレルゲンタンパクは熱や発酵などの加工処理で活性を失いやすいからだとか。
アトピーの方は花粉症持ちの方も多いので、注意が必要ですね。
豆乳イソフラボンの化粧品にも注意
豆乳イソフラボンを含む化粧水にも注意が必要です。
基本的に、豆乳を飲んでも体に問題がない人は気にする必要はありません。
しかし、豆乳でアトピーやアレルギーが悪化する方は、化粧品も使わないようにした方が良いでしょう。
使用する場合は、必ずパッチテストをしてからにするべきですね。
豆乳にはアトピーを抑制する効果もある

実は、豆乳にはアトピーやアレルギーを抑える効果も確認されています。
豆乳がもつ「乳酸菌発酵代謝産物」の力
豆乳が持つ乳酸菌発酵代謝産物に、アレルギーを抑制する効果が確認されたそうです。
これに関しては、実際にアレルギー抑制効果のテストでも実証済み。
豆乳そのものに弱いヒスタミン遊離抑制が認められた。このことから、食品として摂取している豆由来の自然食品には、アレルギーに対し、予防的な役割を担い、恒常性の維持に深く関与すると考えられる。
※引用:豆乳の乳酸菌発酵代謝産物におけるアレルギー抑制効果
通常であれば、豆乳はアトピー改善の助けになるものであるという事ですね。
積極的にさける必要はない
豆乳には、アレルギー抑制効果意外にも、タンパク質やビタミンなどの肌を改善する為に必要な栄養素が豊富に含まれています。
その為、はじめから豆乳を積極的にさける必要はないと考えて良いでしょう。
実際に僕は、ほぼ毎日豆乳を飲んでいますが、それによってアトピーが悪化した経験はありません。
ただし、前述のとおり注意が必要なことも確か。
カバノキ科の花粉症を持っていたり、豆乳を飲んで肌の赤みや、かゆみが出た経験のある方は、すぐ豆乳摂取をやめるべきです。
アトピー悪化の疑いがあるなら豆乳はやめよう:まとめ

豆乳は、花粉症持ちなど1部の方で、アレルギー症状を悪化させる可能性もあります。
一方で、豆乳にはアトピーやアレルギーを押さえ込む力があるのも事実です。
基本的に豆乳は体にいいものですが、少しでも「豆乳を飲んで悪化した」と感じた場合はすぐにやめるべき。
アトピー改善には、まず悪化の原因を取り除いていく事が大切です。