
グルテンフリー歴4年、アトピーや偏頭痛を改善したヒロです。

・グルテンフリーのやり方は?
・ダイエットできたり、体調が良くなるって本当?
・グルテンフリーはじめる上での注意点はある?
こんな疑問を解決します。
グルテンフリーとは、小麦やライ麦、大麦などの穀物の胚乳にふくまれる成分であるグルテンを完全に取り除いた食生活のこと。
グルテンフリーをする事で、心と体の面でメリットを生み出してくれます。
しかし、「自分がグルテンフリーをして大丈夫か?」という不安もあり、実践できていない方もまだまだ沢山います。
そこで今回は、グルテンフリーの「効果と方法」はもちろん、あなたが「グルテンフリーをすべきかどうか「についても解説していきます。
本記事を読めば、自分にグルテンフリーが必要かどうかを理解し、無理なくグルテンフリーを試す事が出来ます。
記事の内容
・前提:グルテンフリーの効果
・こんな人はグルテンフリーをやるべき!:解説
・グルテンフリーのやり方:方法と注意点を解説
目次
前提:グルテンフリーの効果

まず、グルテンフリーをやる事で、どんな効果が得られるのかを解説してきます。
グルテンフリーの主な効果は、下記の通り。
① イライラが減少する
② 頭痛の改善
③ アレルギーの改善
④ 体重が減る
順番に解説していきます。
その①:イライラが減少する
グルテンフリーをする事で、イライラをなくして集中力を高める効果が期待できます。
グルテンに含まれる「グリアドフィン」という物質が血中に入ってくると、脳が麻薬を摂取したときのような状態になるそう。
これが原因で、興奮を覚える人もいれば、イライラする人も出てきます。
グルテンフリーをすればグリアドフィンの影響が減り、イライラする状態をなくす事ができるんです。
その②:頭痛の改善
日頃から偏頭痛に悩んでいる方は、グルテンフリーが解決策になる可能性があります。
グルテンが偏頭痛を引き起こす原因であることは、近年注目されており、主に「セリアック病患者」に、この偏頭痛の症状がある事が分かっているそうです。
セリアック病とは?
小麦・大麦・ライ麦などに含まれるタンパク質の一種であるグルテンに対する免疫反応が引き金になって起こる自己免疫疾患です。
セリアック病の方は、グルテンフリーで頭痛の改善ができますが、セリアック病と診断されなかった人でも、食品からグルテンを抜いてみることは価値があると考えられています。
その③:アレルギーの改善
グルテンフリーをすると、アトピーやアレルギー症状を改善できる可能性があります。
その理由は、アレルギーの原因がグルテンの可能性があるから。
小麦食品を摂取して、グルテンが粘膜にこびりついている状態だと、粘膜が弱ってしまう事があるそうです。
すると、本来は反応する必要がないものにまで「体によくない」と反応してしまうことに...。
その結果、体にアレルギー反応が起こる事に繋がります。
また、小麦を抜くと、余分な糖質や添加物類も抜けるので、アレルギーやアトピーには好都合ですね。
その④:体重が減る
「グルテンフリー・ダイエット」という言葉がある程、グルテンフリーはダイエットに効果的です。
前述のとおり、グルテンを含む小麦食品などを控えることにより、余分な糖質や添加物類も抜けます。
これによって、人間が太る原因を取り除く事ができるので、自然に体重は落ちていくというわけです。

実際に僕は、元々体重が64kgほどだったのですが、グルテンフリーを始めてから55kg以下になっています。
しかも、3年以上体重の増加はありません。
グルテンフリーを続けると、太りづらい体にもなる事も、実際に体験し続けています。
こんな人はグルテンフリーをやるべき!

下記の4つの項目に当てはまる方は、グルテンフリーをやるべきです。
① 小麦グルテンを抜く事が必須の方
② 小麦を食べると調子が悪くなる方
③ ダイエットをしたい方
④ 健康維持をしたい方
1つずつ解説していきます。
① 小麦グルテンを抜く事が必須の方
小麦アレルギーやセリアック病の方は、小麦グルテンを抜くグルテンフリーが必須です。
個人差はありますが、こういう方は小麦を使った食品を摂取しない事はもちろん、原材料欄やアレルギーに関する記載を注意深く見て、確実にグルテン由来の成分がないかよく見極めて購入する必要があります。

僕は小麦アレルギー持ちですが、いつも原材料蘭はかなり注視しています。
「麦芽糖」や「小麦を含む」といった表示が隠れていることもあるので、注意しましょう。
② 小麦を食べると調子が悪くなる方
小麦アレルギーやセリアック病ではないけど、小麦を食べると調子が悪くなる方も、現在ではかなりの数いるようです。
その中で遅延性アレルギーの検査を受けている人はごくごくわずかで、ほとんどの人は自分が小麦に弱い体質であることを知りません。

小麦を食べている状態が当たり前になってしまい「この不調の原因は小麦」と気付く事は難しいですよね...。
疲れやすさやだるさ、胃もたれなどの慢性的な不調は、もしかしたら小麦を多く摂る食生活のせいかもしれません。
中々治らない体の不調がある方も、グルテンフリーを試す価値はあると思います。
③ ダイエットをしたい方
グルテンフリーはダイエッターの味方です。
欧米では、小麦を抜くことで小麦を使った加工食品とも距離を置くことになり、結果的に大幅な減量に成功したという人が増えてきています。
これは欧米型の食生活をしている僕たちも、見習うべきダイエット方法かもしれませんね...。
実際にダイエットアドバイザーや専門家の方達は、「パンや麺を減らした和食中心の生活」を推奨する事がほとんどです。
④ 健康維持をしたい方
健康に気を使っている方にも、グルテンフリーは推奨できます。
グルテンの摂取を控えることで、それまで炎症を起こしたり悪玉菌が優性になっていた腸の調子が改善し、体に必要な栄養素を取り込む能力も改善します。
また、今は特に体調の不良がない方でも、毎日の食事で「ごはんをパンからお米」に変える事は身体にはデメリットのない選択です。

僕も含め、実際にグルテンフリーを初めて体調が良くなったと感じている方は沢山います。
グルテンフリー生活を始めて
— Nanase🧸 (@nanase52509567) May 3, 2020
体調が結構いい感じです🤗💕
(醤油までグルテンフリー)#グルテンフリー #グルテンフリー生活 #小麦粉は敵
息子と米粉でピザ作り。
— 市居みか(絵本作家、イラストレーター) (@ichiipk) May 20, 2020
うまい❗
ここ一年ほど、小麦をやめるグルテンフリーをしてます。
体調よくなった気がします。。花粉症もまったくなくなりました。 https://t.co/pW8pqVHaM2
グルテンフリーを続けたら、気づくと「調子が良くなっている」なんて事があるかもしれません。
グルテンフリーのやり方:方法と注意点を解説

ここからは、グルンテンフリーの取り入れ方と、実践する際の注意点を合わせて解説していきます。
グルテンフリーをはじめる方法
グルテンフリーをはじめる流れは、下記の通りになります。
① 2~3週間小麦粉製品の摂取を止める
② その後再び摂取を開始
③ 体調の確認後に続けるか判断
こんな感じですね。
グルテンフリーは、①の手順通り、最初に2〜3週間程度のお試し期間を設けるのがおすすめです。
この期間中は、出来るだけ小麦を生活から取り除きましょう。
お試し期間のグルテンフリー生活によって体調が改善した後、再度小麦を食べて何らかの不調が出た場合は、その後も継続してグルテンフリー生活を続ける事をおすすめします。
グルテンフリー期間中の注意点
グルテンフリーを実践している際は、下記の2つに注意しましょう。
① 体調が悪くなったら無理をしない
② 食物繊維を積極的に摂取する
①に関しては、当然ですが、グルテンフリーにも合う合わないはあります。
お試し期間中に、小麦をやめた事で心身の体調不良があるなら、すぐにグルテンフリーをやめましょう。
また、食物繊維の摂取は大切なポイントです。
グルテンフリーを実践するということはつまり、普段食べている穀物を減らすということなので、食物繊維が不足する可能性があります。
グルテンが含まれていないナッツ類や野菜を多く摂取することで、食物繊維不足を解消しましょう。
まずはグルテンフリーを試してみよう:まとめ

グルテンフリーは、アレルギー改善やイライラ解消など、心身ともに好影響を与えてくれます。
まずは2〜3週間程度のお試し期間を作り、体調に好影響があった場合はその後も続けてみましょう。
くれぐれも無理はしないように注意して、グルテンフリーとうまく付き合っていきましょう。