
アトピーになって、今まで使用していたシャンプーが使えなくなった。
アトピーでも使えて、市販で買えるおすすめのシャンプーはある?
こんな疑問にお答えします。
記事の内容
・地肌、皮膚に優しい洗い方のポイント
・アトピーのシャンプー選びのポイント
記事の信頼性
都心でひとり暮らしを始めてから、アトピー 性皮膚炎の診断を受けました。
その後ステロイドの副作用に苦しんだ事をきっかけに、薬に頼らず生活習慣改善を徹底しアトピーを克服。
現在もストレスフリーな生活を続け、再発なく症状をコントロールできています。
アトピー性皮膚炎にとって、症状を悪化させないためのシャンプー選びは大切です。
無添加で、肌に優しいと言われているシャンプーは沢山ありますが、どれを選んで良いかも判断が難しいところですよね...
この記事では、アトピーでも使用して問題ないシャンプーをご紹介します。
目次
アトピーでも使用できた市販のシャンプー4選
今回紹介する4つの製品を選んだポイントは、市販で手軽に購入できて、アトピー症状の悪化がなかったものとなります。
ミノンブランド
特徴
植物性アミノ酸系洗浄成分配合
硫酸系界面活性剤不使用。
アレルギーの原因物質を極力カット。
弱酸性で微香性。
使用した感想
使用中も使用後も頭皮が突っ張る感覚はなく、痒みも起きることはありませんでした。
低刺激シャンプーの中では、香りが良いシャンプーです。
また、12種類のアミノ酸を保湿成分として配合していると言うことで、髪自体も肌に優しいものにしてはしっとりする感じがありました。
カウブランド
特徴
地肌にやさしい、ヤシ油から出来たアミノ酸系洗浄成分配合の弱酸性シャンプー。
天然由来コンディショニング成分配合
着色料・香料・パラベンなどの防腐剤・品質安定剤に加えて、アルコールも使用していない。
使用した感想
カウブランドのシャンプーは、さらさらタイプとしっとりタイプの2つがありますが、特にしっとりタイプがおすすめです。
コンディショナーを使用せず、シャンプーだけでもOKとの記載もパッケージにありますが、個人的には、コンディショナーと併用することで、さらに髪がしっとりすると思います。
ミヨシせっけんシャンプー
特徴
香料・着色料・防腐剤全て無添加で肌と髪に優しい植物性石けんのシャンプー。
必要な皮脂を取りすぎることなく、髪や地肌の汚れをしっかり落として、すっきりと洗い上げます。
使用した感想
無添加シャンプーの中では、泡立ちやすいです。
洗った時の髪の印象としては、洗浄力は強いので、冬など乾燥がひどくなる季節だと、少し軋む感じはでる可能性がありますが、アトピー症状の悪化などは、全くありませんでした。
NOVシャンプー
特徴
敏感な頭皮や髪の毛に負担やダメージの少なく、頭皮に優しい
敏感な頭皮や皮膚、毛髪にも負担の少ない毛髪保護成分を採用。
無香料・無着色・低刺激性・各種テスト済み。
使用した感想
病院などでおすすめされる確率NO1と言っても過言でない商品です。
他の製品より泡立ちづらいですが、最も低刺激で、特に症状が酷い時におすすめです。
少し他の製品より値段が上がるので、そこだけが、ネガディブな点だと思います。
洗い方も大切

シャンプー選びも重要ですが、皮膚へ負担をかけない為には、そのシャンプーの使い方、洗い方も大切になります。
おすすめの洗い方
ブラッシング
皮脂汚れが取れやすいように、お風呂に入る前に事前に軽くブラッシングする事をおすすめします。
こうすることによって、指通りもよくなって、より力を入れずに洗えるようになります。
水洗い
できれば熱すぎないぬるま湯で、気持ち長めに髪と頭皮を濡らし、汚れを洗い流して下さい。
こうすることで、シャンプーの泡立ちがよくなります。
強くこするなど、力をいれる必要は全くありません。
頭皮をマッサージするように洗う
まずシャンプーを手に取り、泡立ててから、髪全体に伸ばして、洗います。
この際に泡立てネットなどを使用しても問題ありません。
洗う際は、髪と言うよりも頭皮を指の腹でマッサージする感覚が大切です。
ワックスなどの整髪料を使用した時のみ、2度洗いがおすすめです。
入念なすすぎ
最後のすすぎは、ゆっくり時間をかけて下さい。
自分が思う時間の2倍以上の時間をかけるように心がけるといいと思います。
目安としては、2〜3分くらいですね。
この際も強く擦るような事は絶対にしないでください。
シャワーの水流の力だけで、十分です。
この後、パサつきが気になる場合などは、トリートメント等の使用がおすすめです。
アトピーのシャンプー選びのポイント

ここまで、私がアトピー症状が酷かった時に実際に使用して、症状の悪化などがなかったものをおすすめしましたが、他のシャンプーについても選ぶ基準が気になるかと思いますので、ポイントをまとめます。
硫酸系界面活性剤の不使用
界面活性剤不使用などの記載があればいいですが、例としてあげると、ラウレス硫酸Naやラウリル硫酸Naと言った成分の記載があるものは注意が必要です。
無添加・低刺激
香料・着色料・防腐剤など、肌に影響を与える可能性があるものを使用していない、無添加のものを選びましょう。
最近は、上の進め商品のように、パッケージに分かりやすく記載してくれているので、無添加表示があるか、注意するようにして下さい。
また、アミノ酸系やベタイン系シャンプーが肌に刺激を与えず、負担が少ないものになるので、おすすめです。
シャンプー選びは自分の肌に合っているかも大切:まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回おすすめした商品に関しても、人それぞれ合う、合わないは出てくるかと思います。
症状がひどく、心配な方は、必ずパッチテストを行なってから使用するようにして下さい。
アトピー改善の為には、肌に優しい低刺激シャンプーを選ぶ事で、頭皮だけでなく、顔や体の皮膚にも好影響があるので、取り入れることは必須となります。